グラスウール

保温・保冷工事でも定番の材料ですが、防音工事でも活躍する材料です。国の認定をうけた燃えることのない不燃材料で、耐久性にも優れており、壁や天井の中に充填する吸音や断熱の下地材料として安心してご使用いただけます。その為、プラントや商業施設、住宅などの内壁の断熱及び遮音材として昔から多く使用されており、建築や産業界において大変信頼の高い商品です。

※グラスウールは仕上げ材としては使用できないので、仕上げ専用材料等で包んで使用します。

ウレタン吸音材

ウレタン吸音材は、繊維質でガラスクロスなどが貼られているグラスウールと違い、繊維も飛散せず型崩れもしません。スポンジ素材の為に扱いやすく、加工性も良いので仕上げ用としてもお使いいただけます。

吸音原理としては、多孔質材料なので音があたると内部の気泡部分に振動が伝わります。その振動エネルギーによって空気の粘性摩擦現象というものが起こり、音エネルギーを熱エネルギーに変換させることで吸音効果が生じます。

※ポンプ機器、発電機、コンプレッサーなどの気密度が高い防音カバーの場合は、特にウレタン吸音材が最適です。吸音が十分に行われないとカバー内で共鳴をひきおこし、増幅された騒音が外部に出てくるという結果につながります。

遮音シート（遮音材）

遮音材とは空気中を伝搬する音波を遮る素材のことで、外部などへの音を透過させないように跳ね返す事で遮音する材料です。当社の扱う遮音シートは軟らかく、裁断も容易で施工性に優れます。高密度充填材入り遮音シートで、当然遮音性も高いです。

※遮音性や気密性ばかり高めてしまうと、室内では音が必要以上に反響してしまうことが殆どです。反響が大きいと音が聞き取りにくくなったり、耳や頭が痛くなる場合があります。ですので吸音材と遮音材を併用して作業環境等を改善するのを強くお勧めします。